先月、銀座にあった歌舞伎座が閉座しました。
老朽化した建物の建替えのためです。
何の因果か最後の最後、拝見することが叶いました。
神様が私の歌舞伎好きを知って、転勤を早めてくださったとしか思えません。
最終月は大看板役者ばかりで~
普段なら、端役は部屋子さんとかお弟子さんがする役なのに~
大物役者がやっているのも「おいしい」舞台♪
セリフが無い役を「あの役者が?!」と驚いてしまう次第。
まずは正面画像をパチリ。
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これも見納め。

拝見したのは第三部。
演目は「実録先代萩」「助六由縁江戸桜」でした。
この演目はどちらも有名です。

ただし「実録~」の方はどちらかというと、元々のお話の方が有名でしょうか。
その場合は「伽羅先代萩」と銘打って舞台化されますね。
私はこの話での浅岡役の役者さんにはとても興味があります。
今回は人間国宝、中村芝翫さんでした。
子別れの場面・・・
何と切ない、そして阿漕な!
あの年齢でも繊細に演じていらっしゃる姿に感動しました。
そして子役。
普段なら児童劇団の素人さんが多い中、梨園のご子息たち。
「上手い!!」
と心の中で思ってしまいました。
間、がいいのですよ。「間」が。
ちょっと嬉しくなりました。

「助六~」はもう玉三郎さんの揚巻で決まりでしょう!(笑)
還暦とは思えない美しさ♪
そして脇を固める大幹部達。
ネタバレになるから書きませんけど「通人 里暁」役の勘三郎さんのセリフは毎日違ったようです。
私が拝見した日も大爆笑のアドリブ満載の日でしたー♪

終演後、出口付近で甘栗屋の屋台のおじさんを背後からパチリ。
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このおじさん、東大出身なのに芝居が好きで此処で甘栗屋を始めたそうな。
そして歌舞伎座がなくなるってんで、自分も店仕舞いを決めたんだって。
なので最後に写真を撮っちゃいました。
おじさん、いつまでもお元気でー☆


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