2010.07.30 七月大歌舞伎
歌舞伎座が取り壊しになり、新橋演舞場での歌舞伎。
今月は昼の部を拝見。
演目は「名月八幡祭」「文屋」「金閣寺」。

「名月八幡祭」は書かれたのが大正時代ということもあり、現代語に近い言葉のため分かりやすい。
主人公は仇っぽい芸者とその情夫(小悪党)と芸者に惚れてる一途な商人の三角関係のお話。
芸者役の福助さんの台詞回しが個人的には好評(笑)。
すっげー「ヤな女」なんだけど、下町芸者らしい早口でサバサバと言い放つ言葉が似合ってて。
お姫様役よりもはまり役と感じてしまいました。
可愛そうなのは一途に思いを寄せていた商人。
金の工面が出来た途端に芸者に愛想尽かしされちゃうんだもの。
見所は最後に本当のお水を舞台に降らせて芸者が商人に切り殺される場面。
ゾクッときましたよ。

「文屋」は舞踏です。
六歌仙の一人、文屋康秀を表現した踊り。
この場合の人物設定は、公家だけれども色好みでヒョウキン。
中村富十郎さんの踊りを堪能しました。

「金閣寺」は時代物の舞台。
人形浄瑠璃として上演されたのが最初。
京都の金閣寺が舞台となっていて、舞台美術が絢爛豪華なのも見物。
戦国時代の史実に基づく登場人物。
前半と後半では大掛かりな舞台転換があって、敵対する人物と腹の探り合いをしながら物語が進みます。
一幕では芸者役だった福助さんが今度は典型的なお姫様役。
女形では三姫と呼ばれる大役の一つ「雪姫」を演じていらっしゃいました。
美しいけど、私の好みは芸者の方だわ~(笑)
団十郎さんの松永大膳は悪役だけど重みが伝わってきてさすがの演技♪
華やかな舞台が拝見できて、まさに大歌舞伎でした☆

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幕間に食べた天ざる蕎麦。

そして駅に行く途中、取り壊し中の歌舞伎座の前を通りかかったのでパチリ。
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着々と工事は進んでおりますなぁ。

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