2011.04.14 日本人のへそ
作:井上ひさし
演出:栗山民也
音楽:小曽根真

1969年、井上ひさしさんが劇界デビューした作品。
田舎から上京した一人の女性が肉体一つでのし上がっていく生き様に、吃音症患者の治療という全く関係の無い話が同時進行で綴られてゆく。
最後のどんでん返しは圧巻。
この戯曲を井上さんは34歳の若さで書き上げたのかと思うと天才は違う時限で生きてると感じる。
奇しくも井上さんのご出身の東北地方は未曾有の天災に見舞われている。
どんな思いで空から眺めていらっしゃるのだろう。。。

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このお芝居は震災直後に拝見しました。
上演されるかどうかも分からない状況だったことを覚えています。
電力不足が懸念されていたので劇場中が暗かった。
そして空席が目立った。
間引き運転の電車に乗っていつもの2倍ぐらい時間をかけて往復したこと。
それでも観劇できて嬉しかった作品の一つです。
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