今月の中村座は昼の部を拝見。
菅原伝授手習鑑の通し狂言。
「車引」「賀の祝」「寺子屋」の三幕。
通し狂言のいい所は、ストーリーが全て繋がっていること。
頭にす~っと物語がしみこんでいく感じ。

全てを通して三つ子の男子が話しの中心。
そして仕える主人が違うため、立場が微妙な兄弟。
「車引」では其々の衣装や隈取が性格を現していて、荒事の歌舞伎らしさを感じる。
三人で五つ頭の見得を切るところは見もの♪

「賀の祝」は三兄弟の父親の七十歳の祝いのために集まる場面から始まる。
この幕の見せ場は何といっても桜丸が切腹するシーン。
美しい菊之助丈が死んでいく様は、人命の儚さを感じます。

「寺子屋」は何度も拝見している芝居。
ここだけの単独上演が多いのは、有名な首実検の場があるからでしょうか?
忠義のために自分の息子の首を差し出し、敵を欺くために嘘をつく。
全てが終わった後、述懐とクドキの場面があるのですが、何度拝見しても涙が出そうになります。
勘三郎丈の松王丸は重みがあって、物語に厚みを感じました。

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お昼は出来立ての釜飯弁当なり~。
本当に温かい状態での販売。寒い時期は嬉しい♪


休憩時間、外の売店に出るために履いた下足用の下駄。
五本指ソックスが大活躍ー!(笑)
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