今月の新橋演舞場は、夜の部を拝見。
初めて拝見する三島由紀夫原作の歌舞伎通し狂言。
演題は「椿説弓張月」。
彼が書いた戯曲は何作も拝見しました。
しかし歌舞伎は初見。

原作は南総里見八犬伝を書いた曲亭馬琴。
英雄といわれた源為朝の生涯を三部構成で描いたもの。
実話と空想が入り混じったお話。(歌舞伎らしいお話)

拝見して最初に思ったのは
「古典だ~!」
でした。
言葉遣いがまず江戸調かと。
原作に則って書いているので致し方なしとはいえ「イヤホンガイドよ有難う」な芝居。
三島由紀夫は、こういうのを表現したかったのか・・・
と思うことしきり。
3幕8場、其々主題があり、見ているほうも幕ごとに違う趣を感じます。
それにしても、この芝居。
人が沢山死んじゃうんですよー。
何で?こんなに??って思うくらい。
恐らく・・・
三島由紀夫の最後を思うと「人の死に様」がとても気になる人だったんだろうなぁ~
と感ぜずにはいられないお芝居でした。

現代劇にしても三島作品は、言葉遣いが大変な作品が多いなぁと思うことしきりでした。


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